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「我夢捨螺」終演のご挨拶

  • 執筆者の写真: RED KING CRAB
    RED KING CRAB
  • 2016年8月14日
  • 読了時間: 4分

どうも竹原です。 遅くなってしまいましたが、「我夢捨螺」終演致しました。 関係者各位の皆様、ご来場下さった皆様、どうもありがとうございました。 はじめて行った再演という壁は、あまりにも高い壁でした。 前回出来なくて諦めなければならならなかったこと、新たにやりたいと思ったこと、結果どうだったかということ、そして、これからどうしていくかという事。 創り手として、多くの事を学ばせて頂きました。スタッフや役者のみんなに本当に感謝です。 観て下さった方々がどう思ったかーー。 拙い部分もあったかもしれません。 ですが、何か一つでも観て下さる方に残す事が出来たなら、人を思う気持ちの果てに何か残す事が出来たなら、とても嬉しいです。 終演後、皆さんが書いて下さったアンケート。 新たな試みとして、その一部もブログに掲載します。もう少々お待ち下さいね。 作品について少し。 最近暑い日が続いております。 中島公園の辺りを歩いていても、山道を歩いていても、冬はここが真っ白になるんだよなあと。 緑が生い茂る中、何度も思っていました。 シアターZOOの入り口を出た瞬間にムワァっと来るあの熱波、あの熱波とのギャップを肌に感じて頂ける作品創ろう。そう自分に言い聞かせて、作品と向き合っていました。 取材の中で屋久島に行きました。 本来の目的は第4回公演に向けての取材旅行だったのですが、その過程の中で登山をする事に。 登山ビギナーの僕は、こんな所登って行くのかよと、フラフラになりながら、何時間も大自然の中を歩いて行ったのですが、もっと恐ろしい事は2泊した山小屋の中にありました。 食い物がない。そして、寒い。 屋久島。冬は雪が降ります。あんな南にあるのに息が白くなります。 その気持ちを紛らわすように、川の水を飲みまくり、北海道から持ってきた冬用の上着を着て寝るのですが、全く寝れたもんじゃない。挙げ句、隙間風なのか人の鼾のような音が、ずーっと流れている。 そんな中で、手を差し伸べて下さった3名の方。 全くもって恥ずかしい話ですが、その方々が色々なものを分けて下さったおかげで、今の僕はあるのだと思っています。 あの時の温かな気持ち。 今回、こだわりたかったのは触感。 温かいとか冷たいとか、寒いとか、熱いとか。 言葉にも触感はあると思ったのです。それらをあーでもない、こーでもないと紡いでいきました。 現地の触感はどんな感じなんだろう。 舞台となる10年以上使われていない山小屋。そこを生で体験したいと思っていましたが、 使われていないという事は、使われていないという事なわけで、 そんな場所に行ける訳もなく悶々としていました。 そんな時に、北大山岳部の方の繋がりで本当に10年以上使われていないという山小屋に行けることに。 中は動物の糞や埃、使われなくなった道具など、いろいろな物がありました。 使われなくなった山小屋を肌で感じる事が出来ました。 同行して下さっていた方が仰っていました。 中々、山小屋に来ようと思っても来れる事って登山でもやっていないと中々難しいからね。 だからその匂いっていうのかな、この苳みたいに、そういうのも伝わるといいね。 どこまで出来たのか。 本音を言います。悔しかった。本当悔しかった。 もっともっとストイックに作品と向き合って行く事の必要を痛感した公演でした。 カーテンコールでお会いする皆さんのお顔やご感想が励みに、力に、何より、背中を押して下さいます。次はもっともっと、面白いと思って頂ける公演に必ずします。

次回は11月。 第4回公演です。台本の構想をずっと練ってきました。 今までのメンバーと現状維持ではなく、更に高いところを目指して。 そして新たな仲間と新たな作品を創る。決して容易ではないこの創作過程を楽しみつつ、真剣に、また臨んでまいります。 公演をお楽しみに。また随時更新していきます!! REDKINGCRAB第4回公演『カラッポ』 「想像してみてください。数十年後の自分の姿を。 おじいさん、おばあさんになった貴方は何をしていますか?」 変わってしまったもの、変わらないもの、無くしてしまったと思い込んでいたもの。それが今もあると信じて。 とある島を舞台に巻き起こる、出逢いと別れ、そして再会。 島民の半生を見つめたヒューマンコメディ。

Good Luck!


 
 
 

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